MBSR(マインドフルネスストレス低減法)
MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction:マインドフルネスストレス低減法)は、
8週間にわたる、マインドフルネスの集中トレーニングです。
もともとは、慢性的な痛みやストレスを抱える人に向けて開発されたもので、取り除くことが難しい痛みやストレスに対し、それとうまく付き合っていくことを学ぶことで、人生をより豊かにしていくことを目的としていました。現在は、医療機関、福利厚生機関、教育機関、会社経営の現場などで幅広く活用されています。
本プログラムの中では、ストレスに「気づき」「立ち止まり」「対処する」方法を、
瞑想(メディテーション)を用いて、実践的に学んでいきます。
頭で理解することだけではなく、8週間の中で、実際にそれを行い体感していくことを重視します。


【こんな人に向いています】
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日常的にストレスに晒されている
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現在のストレスケアがうまく機能していない
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ストレスに対処する、実践的な手法を学びたい
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身体の不具合や痛みに悩まされている
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気が散りやすく、集中力を高めたい
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感情とうまく付き合う方法を身に付けたい
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マインドフルネスの実践の基礎を身に付け、体験的な理解を形成したい
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将来的にマインドフルネスを仕事に活用していきたい
【ご参加を見合わせていただく状況】
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練習時間を確保するモチベーションが湧かない
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身体的、精神的な困りごとがあるが、必要な受診をしていない
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精神疾患と共にあり、心身の状況が非常に不安定である(幻覚や妄想、パーソナリティの課題、強い躁状態・抑うつ・不安、希死念慮や自殺願望、生活に強い影響を及ぼす外傷体験がある、など)

imacocoのMBSRには3つの特徴があります。
①ガイドの特徴
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心理士として10年以上の臨床歴があり、またさまざまな観点からマインドフルネスの学びを深めています。
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ガイド自身も日々マインドフルネスの実践を積み重ね、より経験ある講師からの指導を受けて続けています。
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トラウマに配慮した場の設定*やガイドを心がけ、おひとりおひとりの今の状況に合わせたマインドフルネスへのとりくみをサポートします。
②クラスの特徴
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少しでも多くおひとりずつの体験によりそえるよう、少人数で行います(最大12名)。
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参加人数が多いクラス(7名以上)では、クラス終了後に任意参加の対話の時間を設けます。
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クラス間の個人練習のサポートとして、開催期間中5回程度、無料の練習会を開きます。
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事前面談と事後面談を行い、参加にあたってのインフォームドコンセントを重視し、体験を振り返り定着させるためのサポートを行います。
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対人援助に関わる方へご提供するクラスでは、8週のクラスのうち、ケアとコミュニケーションを取り扱う回により力を入れています。
③卒業後の特徴
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imacocoのSlack(アプリによるチャットツール)へご招待します(任意参加)。卒業生の方同士で、卒後の実践などについて自由にチャット交流をしていただけます。
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ご卒業後にimacocoでMBSRが開催された場合、Practice Day(終日の練習クラス)およびクラス開催中練習会に、無料でご参加いただけます。
imacocoのMBSR*3つの特徴*
*これらの特徴については、さまざまな状況により、変更する場合がございます。詳細は、各クラスごとに開催される説明会の内容をご参照ください。
*トラウマに配慮した場の設定とは、マインドフルネスの実践中に過去のつらい出来事や傷つきに気づいた際に安心安全を保つためのサポート、あるいはとりくみの限界を超えすぎないようなサポートを行う場のことをさし、トラウマを治療することではありません。